紙管の種類

一般紙管

一般紙管

マンドレルと呼ばれている鉄芯にスパイラル状に原紙を巻き付けて製造する一般的な紙管。主に紙、不織布、フィルム、金属、樹脂、繊維などの巻取り用の芯として使用されています。紙管の両端には口金と呼ばれる金具を付けることもできますので、用途に合わせご相談ください。あらゆる製品素材の芯として使用されている紙管は、まさに縁の下の力持ちです。

[ サイズ ]
内径 50mm ~ 305mm
肉厚 5mm ~ 20.5mm
[ 用途 ]
巻芯(産業用紙 / 印刷・出版用紙 / 壁紙 / 不織布 / フィルム / 金属 / 樹脂 / 繊維)
強化紙管

強化紙管

重量があり耐久が求められる原紙用の巻取芯として開発された強化紙管。原紙や接着剤を吟味し、独自の改良を重ねた製造工程で作っています。齊藤商会の耐久強度を特化している強化紙管は、規格や強度が厳しく求められる高速輪転機にも対応が可能です。創業より培われた経験と技術力で、高品質な紙管を安定供給し、信頼と実績を積み上げているからこそできる紙管です。サイズや強度についてのお悩みは、ぜひ当社にご相談ください。

[ サイズ ]
内径 76.4mm / 79mm
肉厚 15mm / 15.5mm
[ 用途 ]
重量が1t以上の新聞紙・壁紙原紙 など
特殊紙管

特殊紙管

専用原紙に使用する別注対応が可能なため、海外輪転機の規格内径紙管や最大10mの長尺紙管も製造することができます。小ロットからの特殊なご要望にも対応が可能です。また芯としての活用方法だけでなく、ポスターやカレンダー容器、被災地でのパーテーション、建築資材など様々な場面で活用いただける万能アイテムです。

[ サイズ ]
内径 50mm ~ 305mm
肉厚 5mm ~ 20.5mm
[ 用途 ]
輸出巻取用・フィルム・コンクリート型枠用のボイド管・パレットの足・食品、ポスターやカレンダーなどの容器・家具(被災地避難所のパーテーションや棚)・建築素材 など
平巻紙管

平巻紙管

マンドレルに糊付けした原紙を平行に重ね巻きし製造する紙管。スパイラル状に巻いた一般紙管より強度はありますが、巻き終わりに段差ができます。段差は削り加工で取り除くことが可能です。

[ サイズ ]
内径 300mm
肉厚 4mm ~ 25mm
[ 用途 ]
炭素繊維・印刷用アルミ・コートボール紙 など
リサイクル紙管

リサイクル紙管

使用後の紙管を回収し、加工することでリサイクル(再利用)をした紙管。回収した紙管をカットし、ホチキスで留め合わせるものが一般的ななか、当社ではより強度が高い接合紙管もご用意しています。また2~3回ほどリサイクル加工をしても安心なため、環境にやさしいエコ商品です。

[ サイズ ]
内径 79mm ~ 80mm
肉厚 15mm ~ 15.5mm
[ 用途 ]
段ボール原紙、紙管原紙、包装用紙の巻取用・印刷/出版用紙の巻取用 など

接合紙管のしくみ

仕組み

使用後の回収した紙管の先端を凹凸に削り、糊付け接合したもの。ホチキスで接合した場合よりも接合部分の段差が少なく、巻きしわを予防できます。また従来品に比べ折れにくく、強度もあるため、幅広い製品にも利用可能です。

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